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【再録】DVDの現場から 第5回 BOXセット商品について


本コラムはDVD豪華版が発売された2002年に公式サイトに掲載されたコラムの再録です。



 黒澤明監督作品を商品化するにあたって細心の注意を払ったのが、重厚感溢れる黒澤作品を収納するにふさわしいパッケージの形態でした。それはボックスに始まり、ジャケット、解説書に至るまで、お客様にご満足いただけるよう、様々なダミーを製作して検討を重ねて参りました。

 まずボックスですが、デジパック仕様ジャケットを8作品(BOX-1は7作品)収納するための十分な強度と、簡単に出し入れができる機能性との両立を目指した結果、重厚感のある豪華布貼装の仕上げにたどり着いたのです。ともすれば布装ボックスの角などは褪色し易いのですが、弊社では経年変化がでにくい素材と布色を採用し、いつまでも美麗な豪華全集として保存していただけるボックスを皆さまにお届け出来ることとなりました。

 各作品のパッケージとなるデジパックは、平均約60ページに及ぶ豪華解説書を挟み込む仕様なのですが、ここでも堅牢性と機能性を考慮し、全面をマット・ビニールでコーティングし、収納の際に角ツブレの起こりにくい強度を確保しました。

野上照代氏

 解説書は、カラー写真をふんだんに収録した「黒澤映画の広告世界」を巻頭に、各界の著名人による「寄稿」、黒澤映画のスタッフ&キャストによる「談話」、野上照代氏によるメイキング・エピソード集「製作の現場」、そして作品鑑賞の一助となる映画公開時の時代背景を解説した「付記」、スタッフ&キャスト一覧、フィルム・データなどで構成されています。「作品が全てを語っている」という黒澤監督の教えの通り、本解説書は作品に関して評論を加えるものではなく、あくまでもサブテキストとしても読み物としてもお楽しみいただける内容となっています。なお詳細は「貴重な資料を満載した豪華解説書」ページをご覧いただければと思います。

 最後に単品商品に関してですが、仕様はディスクの内容、解説書の内容、共に同じです。本商品は、トールケースを採用、解説書とともに豪華ブックケースに収納されます。外装にはBOXの布装にマッチした色を採用したので、お好みのBOXを購入された上で、さらに単品商品を買い足された場合でも、並べて保存されるときには統一感のあるデザインがお楽しみいただけます。